心理カウンセラーokada ai たくさんの自分と出会うブログ

ありのママに生きていきたい、、 ママになってから心理カウンセラーを目指しています。。出会いを大切に、そして子供と共に成長していきたいという思いを胸に。

子供の成長。

私は二人の子供の母親です。


日々、子育てしながら、新しい自分にたくさん気づかせてもらっています。


そのなかで気づいた自分やこんなことを考えている自分を記録しておきたく、ブログを書いています。


先日、上の子が、愚痴を言いました。

一見、ヒョウヒョウと、マイペースな娘ですが、長女ならではの、優しく、我慢強い子で、正義感も強く、負けず嫌いな面もあり、しかし多くは主張しないタイプです。

 

「先生がまた聞いてくれんかった!」


以前、クラスの子に彼女にとっては嫌なことをされて、先生に言ったという話は聞きました。
そのときは聞いてくれない先生への腹立ちを受け止めるとともに、先生への伝え方はどうだったかな、という話をしました。


しかし、今回の様子は、少し寂しげな笑いをしているように見えました。


少し時間をとって、彼女の話に耳を傾けてみました。


どうやら、その奥には、そのクラスの子がしてきたことへの恐怖と悲しみがあるようでした。
私は、それは辛かったよね、痛かったね。
と言いました。
(されたことへの苦痛の感じかたは人それぞれで、先生方の対応や経験による判断もそれぞれだとは思います。)


そこのところに自分で気がついたとき、わかってもらえたとき、涙が出てきたのです。


彼女はしばらく泣いたあとに少し元気を取り戻したので、先生はどうして聞いてくれなかったのかな、というところを一緒に考えてみました。



この話を聴いている間、もちろん私の親としての感情も動きました。


なぜ、娘がこんな悲しい思いをしているのに、先生は聞いてくれなかったのか!


そんな怒りも感じながら、では、彼女がどう伝えたら、先生は親身になってくれるのか、、。


そして、これから先、彼女が生きていく上で、やはり自分の思いを伝えること、それが伝わることがとても大切なことではないか、と。 


自分の主張が苦手な彼女にとって(私もそうです。)、これはとても難しい課題になるのではと思います。


しかし、この話を聴いた日、寝る前に、娘が、

「私、最近、泣き虫になった。」
と言いました。


その言葉を聴いて、私は何だか嬉しく思いました。


最近は、それだけ感情を自由に表現できているってことだと思ったんです。



少しずつ、1歩ずつ、成長していると思います。


そして、
「私は、家で、たくさん聴いてもらえるからね。」
と。


プロの聴き手を目指す私にとっては、 
最高の誉め言葉を頂いたのでした!!