ついに判決が下されます。
衝撃的な少年犯罪についに判決がくだされようとしてます。
おそらくこの事件を知って、沢山の動揺を感じた人も多いかと思います。
そして、私もその一人です。
事件の無惨さ、被害者少年のあどけない笑顔がとても印象に残ります。
残された家族の痛みは、私も子供を持つ親として、想像しようにも、しようがありません。
しかし、ここ最近のニュースでは、この加害者少年は虐待されていたということも報道されていました。
私は、これを聞いて少しなるほど、、と思ってしまいました。
虐待、、child abuse
直訳すると、子供 濫用
虐待とは、自分の保護下のもとにあるものに対して身体的に暴力を与えたり、無視や、放置によって精神的に苦痛を与えることです。
その程度によっては、脳の萎縮などを起こし、多動、衝動をおさえられないなど、行動面の問題を抱えることになる。
そして、ここは私が最近聞いた専門家の話でとても共感するところでもありますが、
虐待とは、その大人が生きていくために子供を利用することでもある
というところ。
つまり、大人は自分の無力感などから、子供をおさえつけたり、服従させることで、自分の有能感を満たすという目的を無意識に持っているということ。
最終的にはその影響により、子供の人生を奪うものである
この虐待の程度はどうあれ、もしこの報道が本当であるならば、この少年はもしかしたら、人生を奪われたのかもしれない、、と思うのです。
この少年がしたことは、絶対にやってはいけない、罪を償っていくべきことです。
ただ、この事件の本質はどこなのだろう、、と考えてしまうのです。